二度寝をしたせいで約束の時間に遅刻したことはありませんか？できることなら二度寝せずに、スッキリ目覚めて活力ある一日を送りたいものです。この記事を読むことで二度寝の原因と防止方法がわかります。二度寝に悩んでいる人はぜひ参考にして下さい。
二度寝の原因
朝が辛くてスッキリ起きられない。布団の中が気持ちよくて、「あともう少し」と目をつむってしまう。しかし、二度寝をしても決してスッキリ起きられないはずです。ではどうして二度寝をしてしまうのでしょうか？実は二度寝の原因は睡眠の質が深く関係しています。ここでは二度寝の原因を3点に絞り解説していきます。
睡眠時間が不足している
二度寝の原因としてすぐに思いつくのが睡眠不足です。必要な睡眠時間は、人それぞれ違いはあるものの、ほとんどの人は十分に睡眠時間を取れていません。睡眠時間が不足すると、心身ともに疲労回復が難しくなります。睡眠しても身体の疲れがとれないので、朝スッキリと目覚められないのです。
睡眠の質が低下している
十分睡眠時間が取れているのに、朝になるとスッキリ起きられない。こんな人は睡眠の質が低下しているかもしれません。例えば、朝起きたとき身体の節々が痛いなら、寝相や寝具に問題があるかもしれません。また、夜中に何度も起きてしまう場合は、睡眠の準備に問題があるかもしれません。いずれにせよ、睡眠の質が低下してしまうと心身の疲労回復が不十分となり、朝の目覚めに悪い影響を与える可能性があります。
心身にストレスがある
心身に受けたストレスが睡眠の質を低下させ、二度寝に繋がる可能性があります。身体的なストレスの具体例は、「怪我をしている」、「病気で寝ている」などです。一方精神的なストレスとは、不安や悩みなど心理的にネガティブな状態のことです。ストレスが大きくなると寝つきが悪くなったり、不安で夜起きてしまったりなどの睡眠障害が起きます。結果的に十分な睡眠がとれなくなり、二度寝に繋がってしまうのです。
二度寝のデメリット
気持ち良いからといって二度寝を肯定してはいけません。二度寝が習慣になると一日の生活リズムが崩れ、パフォーマンスを落とす結果に繋がりかねないのです。ここでは二度寝のデメリットについて、もう少し深掘りしていきます。二度寝のデメリット知ることは、朝スッキリ起きるための動機づけにもなりますので参考にして下さい。
二度寝では疲れが取れない
疲れが取れないからもう少し寝たいと考え、ついつい二度寝していませんか？5分、10分追加で二度寝したとしても決して疲れは取れません。心身の疲労回復は「ノンレム睡眠」で得られます。二度寝の浅い眠りは「レム睡眠」なので、疲労回復には繋がらないのです。
生活リズムが不規則になる
二度寝したばっかりに時間の余裕がなくなって焦った経験はありませんか？朝の時間に余裕がないと、朝食を抜いたり、忘れものをしたり、日中のパフォーマンスに悪影響が出ます。また、頭が覚醒せずにぼーっとする時間が増えることもあるでしょう。朝から生活リズムが崩れると、その日の夜から明朝へと負の連鎖が続く可能性があります。一日の限られた時間を有意義に過ごすために、二度寝せずにスッキリ目覚めることが大切です。
二度寝の防止方法
デメリットばかりの二度寝ですが、もちろん対策はあります。どれも難しいものではなく、すぐに実践できる内容です。二度寝に悩んでいる人はぜひ参考にして下さい。
目覚ましのセット方法を工夫する
枕元で簡単に止められる目覚ましアラームだと、二度寝に繋がりやすい環境だと言えます。手軽にできる工夫として、アラームの置き場所を変えてみましょう。身体を起こさなければ止められない場所に目覚ましを置くことで、身体が目覚めるきっかけを作ることが出来ます。
目覚ましアプリを活用する
スマホの目覚しアプリには興味深いものがいくつもあります。ある行動をとらないとアラームが止まらないアプリや、睡眠解析をして目覚めやすいタイミングを教えてくれるアプリ。どれも手軽に試せるので、ぜひトライしてみて下さい。
起きてすぐに水を飲む
朝スッキリ目覚めるための行動として、起きてすぐ水を飲むのもオススメです。このとき、ダラダラ起きてはいけません。水を飲むことで自律神経が活動モードに切り替わります。睡眠時に失われた水分も補給できるので一石二鳥です。
朝日を浴びる
朝日を浴びて、自然な光によって目覚めるのも良い方法です。けたたましいアラーム音で起こされるよりも、自然な太陽光で起きる方が気分的にもいいですよね。自然と目に太陽光が入るよう、寝具の位置を調整できるとベストでしょう。天気の悪い日にはタイマー付き照明でも代用できます。自然光ではありませんが、視覚で起床を促すアイテムとして利用できます。
二度寝の防止方法のまとめ
いかがでしたか。この記事では二度寝の原因と二度寝を防止する方法を解説しました。二度寝をする原因は、普段の睡眠によって心身が十分休息できていないからです。良質な睡眠を得るためには、生活リズムを崩さないことが大切。毎日良質な睡眠を心がけましょう。二度寝せずにスッキリ目覚めれば、ポジティブで活力あふれる一日を迎えられますよ。
