背中スイッチを完全攻略!赤ちゃんを布団で寝かせるコツを解説!

目次

すやすやとママの腕の中で眠る赤ちゃん。よく寝ていると思って、布団の上に赤ちゃんを置いた瞬間起きてしまった経験はありませんか。まるで赤ちゃんの背中にスイッチがあるみたい。この記事では赤ちゃんの背中スイッチについて解説しています。ぜひ参考にして下さい。

背中スイッチとは

抱っこしているとすやすや寝てくれる赤ちゃん。でも、布団に赤ちゃんを移動させた瞬間に目を覚まして泣いてしまいます。このように赤ちゃんの背中に電源スイッチがあるかのような現象を「背中スイッチ」と呼びます。

赤ちゃんによっては、背中スイッチが敏感じゃない子もいるでしょう。しかし、「背中スイッチ」という言葉ができるほど、悩まされるママが多いのは事実です。せっかく時間をかけて寝かしつけたのに、布団に置いた瞬間に振り出しに戻るのですからママにとってはたまりません。ママが精神的余裕を持つために背中スイッチについて、理解を深めていきましょう。

背中スイッチが作動する理由

ママの腕から離れるとすぐに察知する赤ちゃんの背中スイッチ。確かに抱っこされているのと、布団の上で寝ているのとでは状況が異なります。では具体的に、背中スイッチを作動させるきっかけとはなにか深掘りしたいと思います。

背中の温度差に驚く

冷たい布団に置かれると、赤ちゃんが背中で感じる温度差に驚いて起きてしまうという説です。ママの身体は柔らかく温かくて、まるで雲の上にいるような心地良さ。そんなママの温もりと、冷たい布団の上とでは、想像以上に温度差があります。この温度差は、それほど厚着をしない赤ちゃんにとって大きい差だと言えるでしょう。敏感でデリケートな赤ちゃんだからこそ気づく変化だと言えます。

体勢の変化に違和感を覚える

赤ちゃんの身体は、背中が緩やかなカーブを描いているのが特徴です。長い間、胎盤の中で丸まって成長してきたことを考えると当然ですよね。産まれて間もない赤ちゃんも、ママに抱かれているときは丸まっている姿勢です。一方、布団に寝かされると赤ちゃんの背中は真っすぐに伸びてしまいます。赤ちゃんにとって慣れない姿勢が不快感や刺激となり、背中スイッチ作動の原因になると言われています。

モロー反射により驚く

モロー反射とは、生後間もない赤ちゃんに見られる反射行動のひとつ。赤ちゃんが突然びくっと両手をあげるように動く仕草のことです。モロー反射は周囲の刺激や環境の変化、さまざまな外的要因で発生します。赤ちゃんを布団に移動したときのショックでモロー反射が起き、その衝撃に驚いて自ら起きてしまうとも言われています。

赤ちゃんの眠りが浅い

産まれて間もない赤ちゃんは、寝て起きてという周期を短い時間で繰り返します。抱っこじゃないと眠ってくれない子だと、ママが疲弊してしまうのも当然です。こうなると潜在意識の中で、早く赤ちゃんを布団に移動させたいという気持ちが強くなってしまいます。

急がば回れとはこのことで、眠りの浅いうちに赤ちゃんを布団に置くと環境変化に気づかれるのです。はやる気持ちを抑えて、あと5分抱っこを続けることが背中スイッチ攻略の糸口かもしれません。

背中スイッチの攻略方法

育児中のママを困らせる赤ちゃんの背中スイッチ。先人のママたちはどうやって攻略したのでしょうか。ここでは背中スイッチを作動させない攻略法を紹介していきます。どれも道具を必要としない方法なので、気軽に試してみましょう。

布団を事前にあたためる

背中スイッチが作動する原因として解説した、背中の温度差を緩和させる方法です。人の体温はそれほど大きく変化しませんから、赤ちゃんの移動先である冷たい布団を事前にあたためるというもの。抱っこして寝かせる部屋と同じ空間に布団を敷くと、温度差が生まれにくくてオススメです。

ママが密着する

赤ちゃんを布団の上にポンと放置せず、しばらくの間ママが密着する方法です。ママに触れられている安心感で、赤ちゃんの背中スイッチを作動させにくい攻略法と言えます。ベビーベッドを利用されているママは実践しやすい方法なのでぜひ試してみて下さい。

赤ちゃんをゆっくりおろす

赤ちゃんが違和感を覚えないように、意識してゆっくりおろす方法です。焦らず、とにかく時間をかけておろすことが成功の秘訣。まずはお尻から先におろすのを試してみて、上手くいかなかったら頭側からおろすことに切り替えて見ましょう。

ママの腕枕を活用する

赤ちゃんを布団におろしたあとも、ママの腕枕を活用して横で添い寝するのもオススメです。ママの温もりは伝えつつ、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくりと慎重に腕を抜きます。腕を抜いた後も少しの時間添い寝を続けて、赤ちゃんに安心感を与えてあげるのがコツです。

横向き寝で寝かせてみる

赤ちゃんの体勢を大きく変えないように、横向き寝で寝かせるのも有効な手段です。注意したいのは横向き姿勢の維持。クッションなどを使って背中とお腹側をサポートします。横向き寝は身体が回転しやすいので、柔らかい素材でしっかりと支えてあげましょう。

背中スイッチのまとめ

いかがでしたか。この記事では赤ちゃんの背中スイッチについて、原因と攻略法を解説しました。産まれて間もない赤ちゃんのお世話は、寝る間もないほどのハードワークです。ママの休息時間確保のため、この記事を参考にして楽しみながら乗り越えましょう。

背中スイッチが鈍感な赤ちゃんでも一番好きな寝床はママの腕の中です。上手くいかないときは、イライラせずに諦めも大切。しんどい時は思い切ってママも一緒に添い寝しちゃいましょう。精一杯の愛情を赤ちゃんに伝えながら、上手に背中スイッチとお付き合いすることが大切です。

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