毎日椅子に座る方は、お尻が疲れたり腰痛に悩んだりしていませんか。身体の負担軽減に椅子クッションを購入したいけど、種類が豊富で分からない方も多いでしょう。選ぶ際のポイントは座り心地だけではありません。今回は、椅子クッションの種類や選び方のポイントを解説します。
椅子クッションの種類は主に4つ
椅子クッションにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると4つです。それぞれの特徴を理解して、自身に合った種類を探してみてください。
綿クッション
椅子クッションの定番といえるのが「綿クッション」です。非常に軽くふわふわとした座り心地で、敷く以外に背もたれ用のクッションとしても使用できます。綿のため洗濯が可能で清潔に保てますが、へたりやすい点がデメリットです。また、身体にかかる圧力を分散させる「体圧分散性」に関しては少し弱いため、長時間の使用にはあまり適していません。
低反発クッション
低反発ウレタンを使用している「低反発クッション」は、ゆっくりと沈み込むような座り心地が特徴的です。そのため、体型や形状を問わず身体にフィットしやすい椅子クッションといえます。体圧分散性には優れていますが、本体を洗えない点がデメリットです。
ゲルクッション
「ゲルクッション」はハニカム構造と呼ばれるものが中心の椅子クッションで、通気性が非常に優れている椅子クッションです。見た目は柔らかそうですが、適度な硬さがあり、汚れたら洗うこともできます。ゲル自体が基本的に青色のため、見た目が少し派手に感じますが、カバー付きのものが多く売られているのであまり気になることはないでしょう。
骨盤矯正用クッション
椅子クッションの中には、骨盤矯正に特化している「骨盤矯正クッション」もあります。座るだけで骨盤を正しい位置や角度に矯正してくれるため、下半身の血流改善やむくみ予防に期待ができる椅子クッションです。自身の骨盤にしっかりとフィットすることが重要なので、サイズをきちんと確認してから購入しましょう。
椅子クッションの選び方のポイントは?
椅子クッションの種類はとても多く、何を基準に選べばいいのでしょうか。ここでは、選び方のポイントを4つご紹介します。
中の素材をチェックする
椅子クッションの素材をチェックすることは、座り心地を左右する大きなポイントのひとつです。種類は、わたや低反発ウレタン、ゲル、マイクロビーズなどがあります。扱いやすさや通気性の良さ、耐久性などが異なるため、素材それぞれのメリットやデメリットを確認することが重要です。
目的に合った形状を選ぶ
どこでどのように使用するか、目的に応じたクッションの形状を選ぶことも大切です。お尻の負担を軽くしたい方には「座面クッション」、猫背になりやすく腰痛も気になる方には「背もたれクッション」などがあります。目的に合った形状を選ぶことで、より快適に過ごせるようになるでしょう。
カバーの素材に注目する
カバーの素材にもさまざまな種類があり、座った時の快適さに大きく影響します。主な種類はメッシュやポリエステル、綿などで扱いやすさが異なります。通気性の良さや手触り、洗濯可能かなど特徴を全く違うのでしっかりチェックしてみましょう。
使い勝手の良さも確認する
機能面が充実している椅子クッションも多くあります。ズレ・落下防止にひもや滑り止めがついていたり、お手入れしやすいように丸洗いできたりとさまざまです。使用する機会が多いのであれば、使い勝手の良さも重要なポイントのひとつといえます。
椅子クッションのおすすめ3選
椅子クッションのおすすめを3つご紹介します。椅子クッションを探している方はぜひ参考にしてみてください。
ゲルクッション
弾力性のある高品質なゲルを使用している椅子クッションです。体圧を均一に吸収、分散してくれるので、長時間座っても疲れにくく快適に過ごせます。洗濯可能なカバー付きで、清潔さを保てるだけでなく滑り止めの効果も!在宅ワークの方など、座る時間が長い方に特におすすめです。
IKSTER低反発クッション
低反発素材を使用した座り心地抜群の椅子クッション。お尻を包んで支えてくれる立体設計で体圧を分散してくれます。カバーはメッシュ生地のため通気性も抜群。長時間座っても変形しにくい低反発素材なので、毎日のデスクワークにピッタリです。
IKSTAR 座布団 低反発クッション 椅子 オフィス 通気性 ブラック
AIFY 椅子クッション
ポリエステル綿がたっぷり入った厚み5cmの椅子クッション。9点留めの作りなので座り心地はふかふかなのに形が崩れにくいのが特徴です。使いやすいひも付きなので、ズレないように固定できて落ちる心配もありません。また、豊富なカラーでどんな場所にも合いやすいでしょう。
IKSTAR 座布団 低反発クッション 椅子 オフィス 通気性 ブラック
椅子クッションで快適な座り心地を手に入れよう!
椅子クッションの種類は非常に豊富で、中の素材とカバーの素材によって座り心地が大きく変化します。素材ごとにメリットやデメリットがあるため、身体の悩みに合った椅子クッションを選ぶことが重要です。いつもの椅子にクッションをプラスするだけで、快適な座り心地が手に入り、作業もしやすくなるでしょう。